ENCODER
MagraS®︎
エンコーダ
マグネット屋だから作れた磁気式エンコーダ
モータとモーションコントロールを繋ぐ重要な要素技術を当社のマグネット技術を土台にして構築しました。磁気式エンコーダの進化がモータの用途拡大に繋がります。進化し続けるジャパンマグネットの磁気式エンコーダ製品です。
エンコーダ
MagraS®︎
4096パルス/周を実現した
磁気式回転角度センサ基板
- インクリメンタル型で出力最大4096パルス/周
- シャフトエンド検知、中軸シャフト用、太軸用の3タイプ
- 回転追従性は最大25000rpm
- 出力信号 A相、B相、Z相ラインドライバ出力
- 動作温度 -20℃〜120℃(ラインドライバ温度上昇含む)
- 検出角度誤差 ±0.1度(組み付け仕様により異なる)
- 出力パルス数は4096パルス/周以下でカスタマイズ可能
- 中空軸タイプは当社組み付けにてキャリブレーション
MagraS®︎製品一覧
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product 01/
MS 3540SE
モータの入力側軸に対向させて取り付けるタイプのエンコーダです。
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product 02/
MS 5528HS
最大Φ13.5の中空軸構造のモータや軸径Φ8程度のモータのケーシング端部に取り付けるタイプのエンコーダです。
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product 03/
MS 6848HS
軸外径最大Φ32の中空軸構造のモータや軸径Φ20程度のモータのケーシング端部に取り付けるタイプのエンコーダです。
エンコーダMagraS®︎ とは...
状況をコード化して情報伝達するものが「エンコーダ」です。モータ内部の界磁ロータの磁極位置を磁気センサなどで検知する方式や基板上にプリントされたコイルに対面するマグネットが通過する際に発電する電力を利用するなどの極めてシンプルなものは「FG(周波数ジェネレータ)」と呼ばれています。これは一種のエンコーダとも言えますが情報量(分解能)は低く速度制御程度ならば有用ですが精密な位置決め制御では不足になります。またハイエンドの「光学式エンコーダ」はフォトセンサと微細なスリット穴のあるステンレス製などの円盤を組み合わせた構成で優れていて、アブソリュート型などは高い分解能を有しますが、高価で取り付けなどのカスタム化は厳しく高温環境では使えない等デメリットもある様です。
車載用は高温環境を前提としているため光学式エンコーダではなくコイルの発電電力波形と専用ドライバを使用した「レゾルバ」というタイプが広く採用されます。いずれにしても適材適所なのでアプリケーションに合わせて採用します。
JMI-Motion®︎の磁気式エンコーダMagraS®︎(Magnetic rotation angle Sensor)は、センサ ICメーカとのライセンス契約の下に独自的な開発を加えインクリメンタル型ではありますがモーションコントロール上、必要十分な位置情報の出力と高温環境でも採用可能なことに加えコスト的にも大変なメリットがございます。マグネットメーカであるJMIブランドならではの磁気式エンコーダです。
開発実績
インナーロータ型の開発で振動問題解決
カスタムブラシレスモータ
開発担当:加藤俊彦 課長
ボールベアリングの静音化と発熱対策
カスタムブラシレスモータ
開発担当:加藤俊彦 課長
多極・多スロットモータを極め続けます
フレームレスモータ
開発担当:吉川翔悟 チーフ
カスタムモータの検査装置をカスタム
JMSOL
Back EMF検査装置
開発担当:吉川翔悟 チーフ
中空軸モータに特化したカスタムモータの開発
中空軸モータ
開発担当:藤川和豊 事業部長
お客様のご要望を完全に実現したモータドライバ
カスタムモータドライバ
開発担当:藤川和豊 事業部長